Free Energy Perturbation(FEP)について
自由エネルギー摂動(Free Energy Perturbation, FEP)は、リガンドとタンパク質の結合に伴う自由エネルギー変化を計算するための統計力学に基づいた手法で、高精度に活性を予測する手段の一つである。
Absolute Binding FEP(ABFEP)とRelative Binding FEP(RBFEP)の二つの手法が知られている。
AFEPは高精度な予測が可能であるが、多くの中間状態の計算を必要とするため高い計算コストが課題である。
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簡易なインストールにより、Tokyo-1環境で大規模なABFEP計算が可能
計算規模に応じたライセンス料金ではなくサイトライセンスの為、大規模計算を手軽に合理的なコストで実施可能
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利用用途例:Binding pose validation(複合体の妥当性検証)、Virtual Screeningのリスコアリング、 Scaffold Hopping(母核変換)等