ゼウレカ、民間主導のヘルスケア業界向けイノベーションハブ「Tokyo-1」へのソリューションパートナーの参画、及び事前検証環境としてマクニカ「AI TRY NOW PROGRAM」の提供開始を発表

 

 

三井物産株式会社の100%子会社である株式会社ゼウレカ(以下「ゼウレカ」)は、運営するTokyo-1プロジェクト(以下「Tokyo-1」)へソリューションパートナー6社が参画したことを発表します。加えて、「Tokyo-1」への参画検討中の顧客企業に対する事前検証環境「AI TRY NOW PROGRAM」が株式会社マクニカ クラビス カンパニー(以下「マクニカ」)より提供を開始されることを発表します。これにより、ソリューションパートナーが提供するソリューションの一部が同プログラム上でトライアル可能となります。

「Tokyo-1」では最先端のスーパーコンピューターの提供と参画企業間コミュニティの運営に加え、国内外の最先端AIソリューションの提供も行っております。今般、「Tokyo-1」の理念に共感頂いたV7(英国)、Certara(米国)、310.ai(米国)、Weights & Biases(米国)、エルピクセル(日本)、biomy(日本)の6社が「Tokyo-1」にソリューションパートナーとして参画しました。

また、ゼウレカはその他の国内外ソリューション提供企業とも協業議論を進めており、今後もソリューションパートナーの拡大を目指していきます。

マクニカは最新のAIソリューションを自社への導入前に検証できるサポートプログラム「AI TRY NOW PROGRAM」を提供しています。この度、同プログラムにゼウレカ「Tokyo-1」と同等の開発環境(スーパーコンピューターや創薬関連のソフトウェア)を構築することにより、「Tokyo-1」の利用を検討する企業が、事前検証環境として同ブログラムを利用することが可能となります。これにより「Tokyo-1」利用の投資判断に必要なデータ収集が可能となり、迅速な意思決定に貢献します。

また、すでにTokyo-1を利用している企業に対しても、「AI TRY NOW PROGRAM」上でゼウレカ及びパートナーが提供するソリューションを検証する場を用意することにより、ソリューション利用の構想段階からPOCまで、充実したサポートを提供します。

ゼウレカは、ソリューションパートナー各社及びマクニカとの連携を通じ、国内の製薬業界やヘルスケア業界のデジタル・トランスフォーメーション推進に貢献していきます。

 

【AI TRY NOW PROGRAM 概要】

最新のAIソリューションを自社への導入前に検証できるサポートプログラム。最適なハードウェア構成でソフトウェアの検証をすることで、本番環境に近いパフォーマンス及び機能のKPI測定ができ、導入の意思決定を加速することが期待できます。

詳細はこちら:
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/nvidia/products/143484/

 

【Tokyo-1プロジェクト 概要】

創薬をはじめとする国内のヘルスケア業界におけるイノベーションハブ構築を目指すプロジェクト。ゼウレカが国内にスーパーコンピューター環境を構築し、スーパーコンピューターと関連サービスの提供、創薬研究の変革実現を後押しするコミュニティの運営等を実施しています。

詳細はこちら:
https://tokyo-1.ai/

 

【株式会社マクニカ 概要】

所在地: 神奈川県横浜市
代表者: 原 一将
設立: 1972年

 

事業内容:
半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニー。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛ける。
URL: macnica.co.jp

 

【V7 概要】

所在地: ロンドン(英国)
設立: 2018年
URL: https://www.v7labs.com/

 

 

詳細:
V7は、データ管理やラベル付け、検証を実現するトレーニングデータプラットフォームで、独自のAI製品やアプリケーション構築を支援します。このプラットフォームは強力なクラウドベースのワークフローエンジンを提供し、DICOM、ホールスライド画像、ビデオ、テキスト、または任意のマルチモーダルデータミックスを含むあらゆるモダリティで、AIモデルを異なる開発チームやコードとつなぐことができます。複数の関係者がトレーニングデータのラベリング、モデル出力の補正、データの分析において協業し、独自のカスタムビルドAIモデルの開発をより速く、より安価に、より良く進めることができます。

 

【Certara 概要】

所在地: ニュージャージー(米国)
設立: 2008年
URL: https://www.certara.com/

詳細:
創薬・医薬品開発におけるAIの活用には業界固有の用語や表現への対応が求められます。AIは、的確な用語抽出に基づく文献探索やトレンド分析、ナレッジの可視化、非定型文書情報の表抽出利用、申請文書相当の品質で文書生成できるGPT機能等をエビデンスと共に提供します。研究者の基本的なニーズを満たすだけでなく、キュレーションデータベースと自社情報の統合や、化学構造からのプロパティ予測、定量的システム薬理学(QSP)モデル構築支援など、専門性の高いニーズにも応える次世代のインフォマティクスプラットフォームです。

 

【310.ai 概要】

所在地: サンフランシスコ(米国)
設立: 2022年
URL: https://310.ai/

 

詳細:
310 CoPilotは、チャットベースで分子デザインが可能なAIプラットフォームです。タンパク質のデータベース検索、可視化、モデル実行が全て一つのユーザーフレンドリーなインターフェースで実行できます。310 CoPilotは、世界で1000人以上の大学や製薬会社の研究者、科学者に信頼されています。

 

【Weights & Biases 概要】

所在地: サンフランシスコ(米国)
設立: 2017年
URL: https://wandb.ai/

詳細:
Weights & Biases(WandB)プラットフォームは、OpenAI、Stability AIをはじめ、世界をリードする生成AI/LLM開発企業に対して圧倒的なマーケットシェアを誇ります。巨大化するAI開発において、その実験的な研究・開発プロセスを成功に導くためには、エンタープライズグレードのML実験管理及びエンドツーエンドでMLOps/LLMOpsを実現するための情報管理プラットフォームが必需品になりつつあります。WandBは、LLM開発や画像モデリング、創薬などの幅広い深層学習ユースケースに対応し、国内外で80万人以上の機械学習実践者に信頼されています。

 

【エルピクセル 概要】

所在地: 東京
設立: 2014年
URL: https://lpixel.net/

 

詳細:
エルピクセルは、ライフサイエンス・医療のドメイン知識に長けたエンジニアを数多く有した、画像解析AIに強みを持つベンチャー企業であり、「創薬を加速するAI <IMACEL>」をベースに、探索研究・前臨床研究から、臨床研究・市販後まで、多くの製薬企業の様々な創薬フェーズにおける課題解決を支援しています。

 

【biomy 概要】

所在地: 東京
設立: 2019年
URL: https://www.biomy-tech.com/

詳細:
biomyの「DeepPathFinder」 は、がん細胞と取り巻くがん免疫微小環境の理解を高めることを支援する、研究用途のクラウドサービスです。腫瘍の病理画像を迅速に解析し、患者個々のがん免疫微小環境の空間的特徴量を定量的に把握することを可能とします。これらの情報は治療決定の判断材料の1つとして役立ち、適切な患者選択や薬効予測を通じて、治療アウトカムの向上を目指しています。

 

【株式会社ゼウレカ 概要】
所在地: 東京都千代田区大手町一丁目2番1号
代表者: 務台 明子
設立: 2021年11月
株主: 三井物産株式会社(100%)
事業内容: 製薬企業様、バイオテック企業様向けにAI創薬支援サービスの提供、創薬を目的とした共同研究開発の推進。
URL: https://xeureka.co.jp/

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